横浜家系ラーメン「町田商店」。
濃厚でクリーミーな豚骨醤油スープが人気ですが、実は町田商店の真の魅力は「食べ方の自由度の高さ」にあります。
カウンターやテーブルにずらりと並んだ調味料を見て、「これ、どうやって使うのが正解?」と迷ったことはありませんか?
この記事では、週に一度は家系を摂取する筆者が、町田商店を200%楽しむための「最強の食べ方」と「味変テクニック」を伝授します。
基本の食べ方:まずは「そのまま」が鉄則
着丼してすぐ調味料を入れるのは、少しもったいないです。
まずは、店員さんが元気いっぱいに作ってくれた一杯をそのまま味わいましょう。
- スープを一口:濃厚な豚骨と鶏油(チーユ)の旨味を感じます。
- 麺をすする:中太麺のモチモチ感を楽しみます。
- ほうれん草の準備:トッピングのほうれん草は、スープに深く沈めて温めておきましょう。スープを吸ったほうれん草は、後でライスのおかずになります。
【味変の極意】卓上調味料で自分だけの味を作る
全体の3分の1ほど食べたら、いよいよ町田商店の醍醐味、「味変(あじへん)」タイムです。
1. 「刻み玉ねぎ」は山盛りが正解
町田商店の最大の特徴といっても過言ではないのが、卓上に置かれた無料の「刻み玉ねぎ」です。
これを遠慮なく、レンゲ1~2杯分たっぷり入れましょう。
玉ねぎのシャキシャキした食感と辛味が、濃厚なスープの脂っこさを中和し、さっぱりとさせつつもコクを引き立てます。スープと一緒にすくって飲むのが最高です。
2. 「ニンニク×豆板醤」でパンチ力を強化
半分ほど食べ進めたら、ガツンとした刺激を投入します。
- おろしニンニク:家系には必須。旨味が爆発します。
- 豆板醤(トウバンジャン):辛味と塩気が加わり、味が引き締まります。
3. 最後は「お酢・生姜」でさっぱり締める
麺が残り少なくなってきたら、仕上げに入ります。
- お酢:スープに回し入れると、驚くほどマイルドで飲みやすい味に変化します。
- 刻みショウガ:口の中をリセットしてくれるので、食後の後味がスッキリします。
【ライス必須】家系ラーメンにおけるライスの食べ方
「家系ラーメンはライスのおかず」という言葉がある通り、町田商店のスープは白米との相性が抜群です。
ここでは通なライスの食べ方を紹介します。
基本技:スープに浸した海苔で巻く
おそらく、ご紹介するまでもなく無意識に実践している方も多いかと思いますが
- ラーメンに乗っている海苔を、スープにしっかり浸します。
- スープを吸ってひたひたになった海苔をライスに乗せます。
- ご飯をくるっと巻いて食べます。
これが家系ラーメンにおける「至福の一口」です。
ラーメンになぜライスが必要なのかがよく分かると思います。
応用技:豆板醤+ゴマ+スープの「無限ライス」
これ、最初に試した人に感謝したくなります。
- ライスの上に少量の豆板醤を乗せます。
- 卓上のゴマを振りかけます。
- そこへラーメンのスープを少しだけかけます。
- よく混ぜて食べると、ピリ辛リゾット風の「無限ライス」が完成します。
注意点としては、辛いのが苦手な方は豆板醤少なめで試した方がいいです。
箸休めの「Qちゃん」も忘れずに
卓上の緑色の漬物(Qちゃん)は、こってりした口の中をリフレッシュさせるための重要アイテム。
ラーメンの合間にかじるも良し、ライスに乗せて食感を楽しむも良しです。
フィナーレ:「完まく」して帰ろう
麺と具材、ライスを食べ終え、最後に残ったスープ。
これを一滴残らず飲み干すことを「完まく(かんまく)」と呼びます。
丼の底にある「完まく一丁」の文字を見るのが、町田商店ファンのゴールです。
(※塩分の摂りすぎが気になる方は、無理せず美味しいところで止めておきましょう!)
完まくをすると、公式アプリでスタンプがもらえ、10個貯まるとラーメンが1杯無料になります
美味しく食べたご褒美まであるのが町田商店の凄いところです。
まとめ:今日の気分に合わせて食べ方を変えよう
町田商店の食べ方に「間違い」はありませんが、「おすすめの型」は存在します。
- 玉ねぎで食感をプラス
- ニンニク・豆板醤でガツンと刺激
- 海苔巻きライスで幸福度アップ
- お酢でさっぱりフィニッシュ
この流れをベースに、ぜひあなただけの「最高の食べ方」を見つけてみてください。
さあ、お腹を空かせて町田商店へ行きましょう!
